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社内SEはIT業界において高い人気を誇る職種で、安定性や待遇の良さから「勝ち組」と呼ばれることもあります。
そんな社内SE業界において、年収が高く、働きやすい優良企業ランキングを詳しく解説します。
当記事の信頼性…当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。
受託・SES案件の開発実績は2000件以上。数多くのエンジニア、IT企業、転職事例を見てきました。
1.キーエンス…平均年収2,182万
2.三井物産… 1,549万
3.東京エレクトロン…平均年収1,413万
4.ディスコ…平均年収1,383万
5.住友不動産…平均年収1,361万
6.野村総合研究所…平均年収1,232万
7.日本オラクル…平均年収1,126万
8.武田薬品工業…平均年収1,105万
9.ソニーグループ…平均年収1,085万
10.味の素…平均年収1,073万
1.トヨタ自動車…45兆953億円
2.三菱商事…14兆4,797億円
3.三井物産…13兆3,249億
4.伊藤忠商事…10兆9,830億円
5.株式会社日立製作所… 10兆2,646億
6.ソニーグループ株式会社… 9兆9,215億
7.イオン…8兆6,420億円
8.日産自動車株式会社…8兆4,245億
9.KDDI…5兆4,467億
10.住友商事…5兆2,998億円
1.キヤノンマーケティングジャパン…4.9時間
2.シンプレクス・ホールディングス…4.9時間
3.日立製作所…7.2時間
4.リンクレア…7.5時間
5.日鉄ソリューションズ…8.3時間
6.システムエンタープライズ…8.7時間
7.セガサミーホールディングス…13.4時間
8.富士電機…14.3時間
9.リコー…14.6時間
10.愛知製鋼…15.0時間
なお、参考までにIT/通信系エンジニアの残業平均は21.2時間となっています。
1.NTTコムウェア 25.5年
2.日本ユニシス 21.0年
3.リコー 19.8年
4.富士通 19.5年
5.SCSK 18.5年
6.KDDI 17.7年
7.NTTデータ 14.9年
8.キーエンス 12.5年
9.東京エレクトロン 13.8年
10.ファナック 14.4年
厚生労働省の『令和4年賃金構造基本統計調査』を参照すると、全国の平均勤続年数が12.3年であることから、12.3年以上がホワイト企業の目安となります。
社内SEのホワイト企業では、平均年収600万円以上を一つの指標として見ると良いでしょう。
なぜなら、社内SEの平均年収がおよそ580万円程度*とされているため、ホワイト企業を目指すなら平均年収以上を狙いたいからです。
*出典:Geekly
有休消化率について、60%以上が一つの目安です。
なお、厚生労働省の調査結果では、IT業界の有給取得率は「60%~80%以下」の企業が最も多く45%となっており、取得率がそれ以上の企業と合わせて全体の52%を占めています。
テレワーク(リモートワーク)を導入している企業は、一つの判断基準になります。
社内SEの業務内容的にはリモートワークで対応できる部分が多くあります。
社内SEのテレワーク・在宅勤務は、今後も一つのスタンダードな働き方として浸透していくことが予想できます。
優良な社内SE企業では、残業時間が少ないことも特徴の一つです。
参考までにIT/通信系エンジニアの残業平均は21.2時間となっています。
社内SEの優良企業を探す際には、一つの目安として月の残業時間が20時間以内にすると良いでしょう。
製造業では、DX化推進に積極的な企業が多く、人員も多数確保されているケースが大半ですので、チーム体制で仕事をすることができます。
社内SEが数人しかおらず、業務が集中する…といった事態を避けることができますね。
中〜大規模なシステム開発の案件では、Javaなどいわゆるレガシー(枯れた)技術を中心に行われているケースが大半です。それらのシステムと向き合いながら、社内のITインフラを改善・運用していくことになるでしょう。
大手メーカーや製造業ならではの安定性や、福利厚生の充実も魅力です。景気に左右されにくく、腰を据えて勤務したい場合は最適です。
また、海外拠点などを含めたグローバル化が進んでいる業界ですので、国際化対応などの他の業界では得られない経験もすることができます。
Web・IT系企業の社内SEもおすすめです。「自社サービス開発」も社内SEの仕事に含んでいることがあり、それらを社内SEと呼んでいます。
社内インフラに関連する業務が社内SEの仕事と捉えている場合からすると、仕事内容に相違が出ることがあるので、求人を見る際には注意しましょう。
当然ながら、Web・IT系企業は基本的にIT投資に積極的な企業が多いです。最新のシステムに触れられる機会が増えて、IT投資への提案がしやすいことも利点です。
技術トレンドを追い続ける必要性が高いですが、他職種への転職の道が残される可能性も高くなります。
多くの社員がIT知識に長けているので、レベルの低い問い合わせ(ヘルプデスク)業務が少ないのも利点ですね。
銀行や証券会社などの社内SEのことです。社内SEの中でも、金融・保険業の社内SEは比較的高い年収を貰いやすい傾向にあります。
理由としては、もともとの給与ベースが高い水準にありますし、システム開発への投資も積極的に予算を取ってくれるためです。
直接的にお金を取り扱う事業であることから、金融系SEが開発するプログラムは、何よりも高い正確性、信頼性が求められます。一つの不具合が会社の社会的信用に大きな影響を与えます。
例えば、勘定系のシステムで、預金や貸出、為替といった入出金を処理するシステムなどでは、計算のズレなどは許されません。
そのためシステム設計や開発のフェーズでは丁寧さが求められる一方で、運用保守におけるトラブル対応時にはスピーディーに対応する事が求められます。
ただし、ミスが許されないプレッシャーがかかる作業が多かったり、端数処理の計算など非常に緻密で、細かいケアが求められる作業も多いです。
そのため人によっては「きつい」と感じるケースもあります。
官公庁や公共機関向けのシステムは、一般企業向けのシステム開発に比べるとコストや予算、スケジュールがゆるやかな傾向があります。
そのため、ワークライフバランスや労働環境にこだわるエンジニアに向いています。組織自体の労務環境がホワイトなので、残業や休日出勤などが少なく、社内SEも必然的にホワイトな環境となります。
また、ひとつの仕事を長期にわたって行うということも多く、長く勤める人も多いので、福利厚生なども手厚く、安定した雇用を得ることができます。
すでにエンジニア経験がありキャリアを積んでいるが、社内SEは未経験というエンジニアには、社内SEへの転職に門戸が開かれています。
非IT業界のIT部門では、高度なIT知識を持った人材を社内SEとして迎え入れることで、自社のIT部門を強化したいので、即戦力の人材を求めています。
特に求められるのはシステムの開発フェーズを上流から下流まで知っているエンジニアです。要件定義から開発、テスト、運用にいたるまで幅広い工程の経験があるエンジニアは、重宝されます。
これらの経験は社内SEとしての業務にも活用することができます。
社内SEへの転職では、ITエンジニアの実務経験の中で、どのようなスキルを身につけられているかどうかカギとなります。
自分ではスキルになっていないと思っていても、思わぬ経験が評価されたりするのが転職市場です。自身のスキルを客観的に判断することが大切です。
スキルの棚卸しについては、転職のプロである転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するとスムーズです。
キャリアアドバイザーは、これまで多くの求職者&企業を見てきた、いわば「転職のプロ」です。
IT関係のアドバイザーは元エンジニアというケースも多いため、細かい要望もヒアリングして、最適なマッチングをしてくれます。
優良な社内SE企業を効率的に目指す方法としては、転職エージェントに相談すると良いでしょう。
転職活動は情報戦です。良質な情報を手に入れられるかどうかで勝負が決まります。
※各社のプロモーションを含みます。
転職してあなたの人生を変えられるのは、あなただけです。行動に移しましょう。
なかなか腰が重いのは、痛いほど分かります。しかし、転職に関する作業は苦痛ですが、転職する時だけです。
一方で、転職しなかった場合は、ずっと苦痛になる可能性があります。
その後のエンジニア人生が左右される重要な決定事項です。この記事をお読みになったあなたが、良いエンジニア人生が送れることを願っています。
株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト