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  3. SESで暇な時どうする?放置や待機期間の対処法を解説。

SESで暇になる?

SESでは、案件の調整などで暇になるタイミングがあります。

忙しすぎるのは大変ですが、一方で暇すぎるのも考えものです。その期間に得られるはずだったスキルや経験を逃すことになります。

そう言った時にどのように過ごせば良いのか、また対処方法について解説します。

当記事の信頼性…当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。
受託・SES案件の開発実績は2,000件以上。数多くのSESエンジニア、SES会社、SES転職事例を見てきました。

SESで暇になる理由

案件キックオフ前

SESでは、案件がキックオフされる前に、先行して現場に常駐することがあります。理由は様々ですが、SES営業の都合だったり、他のSES企業との調整が挙げられます。

当然ながらまだスタートしていないため、暇になりがちです。これについてはどうしても生じてしまうことはあるため、ドキュメントに目を通したり、できることを進めておきましょう。

案件終了前

案件の終了間際で、残タスクも終わりつつあるタイミングで暇になることがあります。これは一概に悪いこととはいえず、スケジュール通りにプロジェクトが進行している証拠です。

むしろ納品間際までタスクがパツパツ…という方が辛いでしょう。

プロジェクトの調整期間

プロジェクト全体の調整期間に入ることで、暇になることがあります。

具体的な例としては、担当する作業はオンスケで進んでいても、他の作業がボトルネックになっていて調整が入ることがあります。

上司が多忙すぎる

上司が忙しすぎて、部下の面倒を見る暇がないために放置されることがあります。

「自分でやったほうが速い」「忙しすぎて面倒を見る時間がない」と考えている場合に起こります。

当然ながら、上司のマネジメント能力不足が原因です。解決策としては、上司にこちらから掛け合ってみるか、他のメンバーで仕事ができる別の案件に移るしかありません。

仕事が簡単すぎる

テスターなどの簡単な作業の場合、与えられた仕事を全て終わり切ってしまうことがあります。

簡単すぎる仕事をこなしていると、より高度な案件にチャレンジする機会を失ってしまいます。スキルや経験を活かせる、他の案件に移ることも考えるべきです。

スキルがマッチしていない

スキルがマッチしていない場合、仕事量が減って暇になるケースがあります。

スキルのミスマッチが起きてしまった場合はお互いに摩耗してしまいます。早々に現場を退出して、次の現場を探すことをおすすめします。

SESで暇になった時の注意点

成長を逃す

暇な案件では成長を逃してしまいます。

適度に仕事がある案件であれば得られるはずのスキルセットや経験を逃すのは大変な機会損失と言えます。

また、エンジニアやビジネスパーソンとして成長していけないというのは想像以上の苦痛といえます。

給与UPを望めない

SESエンジニアは、これまでの経験やスキルに基づいて給与UPしていくのが基本です。

暇な案件では、給与UPのためのスキルを得ることができないため、負のループに陥ってしまいます。

暇になりすぎる案件は考えもの

あまりにも暇になりすぎる案件は、マネジメントが上手くいっていない可能性があります。

あまりにも稚拙なマネジメントで作業が進まない場合は、他案件や、他SES企業への転職も視野に入れて行動することをおすすめします。

自社待機時の減給には注意

案件のはざまで、自社待機になることもあります。そう言ったタイミングで、減給されるSES企業が存在しています。

そもそも待機期間が生じたのは、案件調整の都合であり、エンジニア自身に問題がある訳ではありません。ですので減給は理不尽な対応ですよね。

自社待機の期間に減給するような企業は高確率でブラック企業と言えますので、早急に転職活動を進めるのがおすすめです。

SESで暇になった時の過ごし方

業務に備える

業務に備えて周辺知識をインプットするのがおすすめです。

あらかじめ案件に関連する資料に目を通しておいたり、書籍で学習するなどできることはあるはずです。

仕事を巻き取る

まずは、現場で働く同僚や先輩の仕事を巻き取る意識を持ちましょう。

「手が空いているのですが、何かお手伝いできますか?」と自分から声掛けするのが良いですね。

周りを助けることで、今度は自分のタスクが増えすぎた時などに助けてもらえる可能性も高まります。

自己研鑽する

資格取得やプログラミング学習などの自己研鑽の時間に充てるのも一つの対策方法です。

ただしこれに関しては業務時間外に行うようにしましょう。

スキルの棚卸しをする

ITエンジニアは、これまでの現場で得られたスキルを定期的に棚卸しする必要があります。

それなりに時間がかかるため、案件が暇になったタイミングで取り組むのがベストと言えます。

現場を変える

今の「暇な現場」を抜け出すには、2通りのパターンがあります。

・SES営業に掛け合って現場を変えてもらう
・勤めている企業を転職する

その際に大切なのは、良質なSES案件を取れている企業に居ることです。

良質なSES案件を取れている会社は、現場のマネジメント能力が高く、成果を出しています。そのため、より良い案件が次々と回ってくる循環を作り出しています。

SESで現場に常駐した際も、スケジュール管理が破綻していることもなく、上司に放置されることもありません。結果として、暇を持て余すようなことは少ない傾向があります。

もし今の会社につとめ続ける場合は、自社のSES営業がとってきた案件を確認して、上記特徴に当てはまっているかよく考慮する必要があります。

 

なお、優良なSES企業を効率的に探すには、転職エージェントに相談するのも有効です。転職エージェントは企業の人事部と濃密なコミュニケーションをとっており、内情に詳しいためです。

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転職してあなたの人生を変えられるのは、あなただけです。行動に移しましょう。

なかなか腰が重いのは、痛いほど分かります。しかし、転職に関する作業は苦痛ですが、転職する時だけです。

一方で、転職しなかった場合は、ずっと苦痛になる可能性があります。

その後のエンジニア人生が左右される重要な決定事項です。この記事をお読みになったあなたが、良いエンジニア人生が送れることを願っています。

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この記事を書いた人

アニジャ

アニジャ

株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト

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