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  3. SESの契約を切られた時の対処法を解説。退場理由や継続のコツもご紹介。

SESの契約を切られた!

SESの契約を切られてしまうと、まるで自分が役立たずだと宣告されたような気がして、落ち込んでいませんか?

会社にも迷惑かけるし、俺使えないのかな…

と悩んでいるかもしれませんね。

ですが、安心してください。

あなたのせいではないこともありますし、SESが短期で契約終了することは、本当によくあることです。

何を隠そう、筆者もたったの3ヶ月で終了になった現場がありました。明らかに、求められているスキルを提供できていないことを感じていました。

しかし、次の現場では長くいることができましたので、あなたにマッチする現場は必ずあるはずです。

なので、落ち込みすぎずに次のステップに進みましょう。

この記事では、SESの契約を切られてしまうケースをご紹介します。また、SES契約を切られてしまった時の対処法や考え方について解説しています。

当記事の信頼性…当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。
受託・SES案件の開発実績は2000件以上。数多くのSESエンジニア、SES会社、SES転職事例を見てきました。

SESの契約を切られるのはどんな時?

スキルがマッチしていない

SESの契約を切られるケースで、最も多いのがスキルのアンマッチです。

筆者の例で言えば、C#やJavaといったオブジェクト指向プログラミングの開発知識はありましたが、突然Linuxサーバー運用の知識を求められたことがあり、困惑しました。

当然、期待に応えることはできずに、その現場は早々に立ち去ることになりました。

スキルのミスマッチは誰も幸せにならないので、そもそも起こらないように配慮するべきと言えます。ただ、現場に行ってみたら話が違った、というケースもありますので、完全に無くすのは難しいと言えます。

人間関係がこじれた

スキル以外にも、人間関係がこじれた場合などもSESの契約を切られることがあります。

筆者も現場で「態度がでかい」 と言われていたことがありました。仕事ぶりで評価してほしいところですね。

単に契約満了

単に契約の満期に伴って、契約が切れるパターンもあります。契約期間が満了した場合、働きぶりが評価されていれば再契約になることもあります。

しかし、プロジェクト自体が終焉を迎えつつある場合などは、仕事ぶりに関わらず、徐々にSESエンジニアの数を減らしていくことが自然な流れです。

SESの契約を切られるのは誰のせい?

現場:現場が求めすぎている

現場が求めすぎているケースがあります。

そういった現場では、取っ替え引っ替えアサインしてもらって、マッチするエンジニアを探しているケースもあるようです。

ですので、あなたが気にする必要はないのです。

営業:営業がミスマッチな案件を持ってきた

自社のSES営業がミスマッチな案件を持ってきたケースです。

そもそも、あなたが持っているスキルと現場が求めるスキルが合っていないということです。

営業とエンジニアの相互コミュニケーションが不足している場合や、営業の案件に対する解像度が不足していたのかもしれませんね。

自社:案件が不足している

会社に原因があるケースもあります。

営業力が弱く案件が少ないSES企業ですと、スキルがアンマッチな案件でも、中ば強引にアサインする場合もあるのです。

会社の売り上げを最優先してしまっているので、褒められたものではありませんね。

エンジニア:スキル不足

もちろんエンジニア自身のスキル不足が原因の場合もあります。

ただし、あなたの現状のスキルにマッチした現場は必ずありますので、自分を責めすぎないようにしてくださいね。

SESで長く続く現場の特徴

チーム体制で常駐できる現場

チーム体制でSES案件を請けている企業なら、短期で契約を切られるリスクが低くなります。

自社のメンバーと一緒に仕事をすることになるため、足りないスキルがあれば補うことができるためです。

一方で、一人だけで現場に行っている場合は、スキルアンマッチの際にフォローすることができません。

リモートOKのSES案件

昨今では、リモート勤務が可能なSES案件も増えてきました。リモート勤務であれば、自社で作業することができますので、フォローし合うことが可能です。

リモート可能なSES案件が自社にない場合は、営業に頼んで案件を探してもらうと良いでしょう。

リモート可能なSES案件は、SES最大のデメリットである「勤務地がコロコロ変わる」点も解消してくれます。常駐が必須なSESは過去のものとなりつつあります。

人間関係が円滑である

プロパーや他の協力会社の人間関係が円滑な現場は、長続きしやすいと言えます。

一方で、丸投げで責任だけ押し付けるような現場では、お互いに磨耗してしまうので長続きしないでしょう。

筆者の場合、業務外で土日も一緒に過ごせるような人間関係を作れた現場では、長いことお世話になりました。

SESの契約を切られた時の対処法

スキルマッチした現場を探す

スキルマッチした現場を探しましょう。筆者も3ヶ月で切られた現場もありますが、一方で一年以上いた現場もありました。

これまでのスキルを棚卸しする

次の現場が見つかるまで待機期間となりますが、これまでのスキルを可視化するために棚卸ししておきましょう。

次の現場でミスマッチが起こらないために、大切な作業となります。

SES営業とコミュニケーションをとる

SES営業としっかりコミュニケーションを取りましょう。特に、以下のようなやり取りが有効です。

・あなたが持っているスキルを伝える
・キャリアパスや行きたい現場の特徴を伝える
・NGな現場がある場合、伝える
・現場の特徴を事前にしっかりヒアリングする

あなたとSES営業のコミュニケーションを濃密にすることで、ミスマッチすることや、短期で契約を切られることを事前に防ぐことができます。

あなたにマッチしたSES案件を探す

現在お勤めの会社で、あなたにマッチしたSES案件が上手に見つからない場合は、転職も視野に入れて活動すると良いでしょう。

今は優秀なエージェントに相談できる転職サービスが充実していますので、恵まれています。

  • マイナビ IT AGENT|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビです。大手なので案件数も多く、登録だけでもしておくと良いでしょう。
  • Geekly(ギークリー)|IT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェントです。首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。
  • 社内SE転職ナビ|社内SE案件を専門に扱う転職エージェントです。社内SEの求人数は業界トップレベルで、SES(客先常駐)からのキャリアアップを目指すエンジニアに多く利用されています。

※各社のプロモーションを含みます。

転職してあなたの人生を変えられるのは、あなただけです。行動に移しましょう。

なかなか腰が重いのは、痛いほど分かります。しかし、転職に関する作業は苦痛ですが、転職する時だけです。

一方で、転職しなかった場合は、ずっと苦痛になる可能性があります。

その後のエンジニア人生が左右される重要な決定事項です。この記事をお読みになったあなたが、良いエンジニア人生が送れることを願っています。

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この記事を書いた人

WIZARDブログ編集部

WIZARDブログ編集部

1998年に創業してから開発 ・ 運用実績は2,000件以上です。「どこにでもある中小ソフトハウス」ですが、受託・SES案件に従事する中で、数多くのSES会社やエンジニア転職の実例を見てきました。 その中には、良い例も、悪い例もあります。隠すことなくお伝えすることで、あなたのエンジニア生活がより良いものになるようにサポートいたします。

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