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  3. マーブル(旧東京コンピューターサービス)は「やばい」?13社統合の裏側と2021年セキュリティ事故の教訓

「株式会社マーブルってやばいの?」

転職先として調べていると、旧社名の東京コンピューターサービス(TCS)に関する口コミや、過去のセキュリティ事故などが出てきて、不安になった人もいるかもしれません。

マーブルは、2024年10月に東京コンピュータサービスを含むグループ13社が統合して誕生したIT企業です。

会社の規模はかなり大きくなりましたが、「旧TCS時代と何が変わったの?」「年収や働き方はどう?」「転職先として実際アリ?」というところは気になりますよね。

この記事では、過去の出来事も含めながら、現在のマーブルについてできるだけフラットに見ていきます。

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1. 株式会社マーブルは旧TCSなど13社が統合して誕生

株式会社マーブルは、2024年10月に東京コンピュータサービス(TCS)を存続会社として、グループ13社が統合して誕生しました。

旧TCSだけでなく、複数のIT企業が一つになり、かなり規模の大きな会社になっています。

会社が変わったからといって、すべてが変わるわけではない

ここで気になるのが、

「名前がマーブルになっただけで、中身は旧TCSのままなのでは?」

という点でしょう。

13社が統合したとはいえ、それぞれの会社には長年の企業文化や仕事の進め方があります。

会社が一つになったからといって、社風や評価制度、現場の働き方まですぐに統一されるわけではありません。

逆にいえば、統合によって扱える案件や取引先が広がる可能性もあります。

転職先として見るなら、旧TCS時代の評判だけで判断するのではなく、現在の配属先や仕事内容、待遇まで確認した方がいいでしょう。


2. 旧TCSでは2021年にセキュリティ事故も発生している

マーブルについて調べていると、旧TCS時代のセキュリティ事故が出てくることがあります。

これは転職を検討するなら知っておいていい情報です。

ランサムウェア攻撃を受け、情報流出が発生

旧東京コンピュータサービスは2021年、サーバーがランサムウェアによる攻撃を受け、情報流出が発生したことを公表しています。

IT企業だけに、この事故を不安材料として見る人がいるのは当然でしょう。

ただし、事故があったという事実だけで、現在のマーブルまで「セキュリティに弱い会社」と断定することもできません。

重要なのは、事故後にどのような再発防止策が取られ、現在のマーブルでどう運用されているのかです。

過去の事故は確認しつつ、現在の会社とは分けて考えた方がいいでしょう。

現在はCSIRTを中心にセキュリティ対策を強化

では、現在のマーブルはどうなっているのでしょうか。

同社は現在、情報セキュリティを「経営の重要課題」と位置づけ、CSIRT(セキュリティ事故に対応する専門チーム)を中心とした体制を構築しています。

具体的には、

  • セキュリティ事故に備えたマニュアル・ドキュメントの整備
  • インシデント対応の定期的な訓練
  • 全社員を対象とした情報セキュリティ教育
  • アクセス制御や不正アクセス・不正ソフトウェアへの対策
  • 複数事業所でISO27001(情報セキュリティ)の認証取得

などが公表されています。

2021年の事故とこれらの対策が直接どこまで結びついているかは、公表資料だけでは判断できません。

ただ、少なくとも現在のマーブルが「事故後も何も変わっていない」というわけではなく、組織的なセキュリティ対策を進めていることは確認できます。

過去の事故はマイナス材料として押さえつつ、現在の取り組みまで含めて評価するのがフェアでしょう。


3. マーブルの働き方はどう?客先常駐はある?

マーブルへの転職を考えている人なら、年収や残業と同じくらい気になるのが働き方でしょう。

特に旧TCSに「客先常駐」のイメージを持っている人は多いと思います。

配属されるプロジェクトによって働き方は変わる

マーブルは非常に多くのエンジニアを抱えており、担当する業界やプロジェクトもさまざまです。

そのため、同じ会社に入っても、配属先によって仕事内容や働き方がかなり変わる可能性があります。

これはマーブルに限らず、SIerやSESではよくある話です。

「リモートで働きたい」「開発を経験したい」「上流工程に進みたい」といった希望があるなら、会社全体の口コミを見るだけではなく、

  • どんな案件に配属される可能性があるのか
  • 客先常駐はどの程度あるのか
  • 希望する工程に携われるのか
  • 配属後のキャリア変更は可能なのか

といったところまで確認しておきたいですね。

旧TCS時代の口コミだけで判断しない

ネット上には、旧TCS時代の給与や社風について厳しい口コミもあります。

ただ、現在は13社が統合してマーブルになっています。

古い口コミと現在の制度が同じとは限らないため、口コミの投稿日を確認することも大切です。

逆に、最近の口コミだからすべて正しいとも限りません。

口コミは「辞めた人」のネガティブなバイアスがかかっていることも多いので、参考程度にして、最新の求人票や採用情報と照らし合わせて判断するのがおすすめです。

もし判断が難しければ、企業の内部情報に詳しいエージェントに相談するのもアリです。


4. マーブルは若手が経験を積む会社としてアリ?

ここまで読むとネガティブな印象を持つかもしれませんが、マーブルのような大規模IT企業にはメリットもあります。

その一つが、扱っている案件や技術領域の広さです。

いろいろな案件を経験したい人には選択肢になる

ITエンジニアとして市場価値を上げるには、やはり実務経験が重要です。

特に若手の場合、

「開発経験を積みたいけど、経験が浅くて希望する会社に入れない」

ということも珍しくありません。

マーブルのように規模が大きく、さまざまなプロジェクトを扱っている会社なら、実務経験を積むための選択肢にはなります。

もちろん、入社すれば必ず希望する案件に入れるわけではありません。

だからこそ面接では、「入社後にどんな案件へ配属される可能性があるのか」まで確認しておくことが大切です。

数年経験を積んで、そのまま社内でキャリアアップするのも一つ。

経験を武器に、将来的に自社開発企業や社内SE、大手SIerなどへ転職するのも一つです。

マーブルが「良い会社か・悪い会社か」だけで考えるより、自分がそこでどんな経験を積めるのかで判断した方がいいと思います。

5. 結論:株式会社マーブルは「やばい」のか?

株式会社マーブルについて調べると、旧TCS時代の口コミや過去のセキュリティ事故など、気になる情報が出てくるのは事実です。

一方で、現在は複数のグループ会社が統合された大規模なIT企業となっており、全国に拠点を持ち、幅広い分野のシステム開発に携わっています。

そのため、単純に「やばい会社だからやめておけ」と判断するのも少し違うでしょう。

特に、若手のうちからさまざまな案件を経験したい人や、規模の大きなIT企業で経験を積みたい人にとっては、転職先の候補になると思います。

ただし、会社の規模が大きいからこそ、配属先や担当案件によって仕事内容や働き方が変わる可能性があります。

マーブルだけを見て決めるのではなく、他のSIerや自社開発企業、社内SEなどと条件を比較したうえで判断するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニジャ

アニジャ

株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト

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