日本を代表する独立系 SIer である TIS。安定感や多様なプロジェクトを魅力に感じる一方で、ネット上では「TIS やばい」「TIS 辞めたい」という声も散見されます。
平均年収700万〜800万円前後(平均年齢40代前半)という待遇の裏で、なぜ「辞めたい」と感じる人がいるのか。この記事では、客観的なデータと内部事情からその「やばさ」の正体を徹底解剖し、あなたが後悔しないためのキャリア戦略を解説します。
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目次
TISを辞めたいと思っても、年収や福利厚生のレベルを下げてしまうのは本末転倒です。実は、大手SIerの中には、「年間休日128日以上」かつ「フルリモート可」「モダンな開発環境」をすべて満たし、TISと同等以上の年収を提示している企業がいくつも存在します。
こうした求人は倍率を抑えるために「非公開」で募集されることがほとんど。まずはエージェントを通じて、今の自分のスキルが「より良い環境」でどれだけ高く売れるのか、そのリストを受け取ることから始めてみてください。
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まずは、TISの現状を数値で把握しましょう。2024年3月期のサステナビリティレポート等を基にした指標です。
| 指標 | 数値(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 約740万円 | 平均年齢 40.8歳 |
| 平均残業時間 | 約20〜25時間 | 部署により変動はあるが、全社的にはホワイト化が進む |
| 有給休暇消化率 | 約70%〜75% | 年間20日付与(平均14日消化) |
| 離職率 | 3%〜5%前後 | 業界平均と比較して低い水準を維持 |
数値だけを見ると、日本のSIer業界を上回る「超ホワイト企業」です。それなのになぜ、あなたは「辞めたい」と感じるのでしょうか?
「やばい」と言われる理由は、数値的なブラックさではなく、SIer業界特有の構造的問題と、自由度が高いゆえの「自律」の難しさにあります。
TISは巨大組織であり、配属される部署やプロジェクト(金融、産業、DXコンサル、地方拠点等)によって、働き方や使用技術が天国と地獄ほど変わります。希望しない「レガシー技術の運用・保守」に配属されると、市場価値の向上を感じられず、危機感を抱く社員は多いです。
近年、TISはジョブ型雇用(職務定義に基づく採用・評価)へ舵を切りました。しかし、現場では依然として「年功序列」の空気が残っており、「新しい制度と古い組織文化の板挟み」に疲弊する社員が増えています。
TISは「年間休日128日」という SIer 業界トップクラスの休日数を誇ります。これは一見魅力的ですが、裏を返せば「しっかり休む」ための高い生産性や自己管理能力が求められる環境でもあります。「ただ楽をしたい」という甘い考えでは、日々の高負荷に押しつぶされてしまいます。
辞めたい気持ちが強い場合、以下の3つの指標で自分の「市場価値」を確認してください。
TISで培った大規模システムの知見や論理的思考力は、転職市場で極めて高く評価されています。もしあなたが「今の安定は捨てたくないが、より休みが多く、モダンな環境で働きたい」と考えているなら、以下のような【年間休日128日以上】を標準とするホワイト企業が、次なる有力な選択肢となります。
結論として、TISは素晴らしい企業ですが、全員に合うわけではありません。もしあなたが「今の環境では理想のキャリアが描けない」と確信しているなら、外の世界へ目を向ける時期かもしれません。
「TISを辞めた後のキャリア」について一人で悩む前に、まずは「年間休日128日以上」などのホワイトな求人に特化したエージェントに相談してみてください。あなたの市場価値を「数値」で客観視することから、後悔しない逆転キャリアの一歩は始まります。
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株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト
