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  3. 受託開発は本当にオワコン?業界のリアルとヤバいSIerの見分け方

ネットやSNSで「受託開発はオワコン」「これからは自社開発一択」みたいな意見を見ると、今の仕事に不安になりますよね。

「言われた通りの仕様書を書いてコード打つだけ」「社内調整の資料作って1日終わった」みたいな日があると、特に心配になります。

でも、結論から言ってオワコンなのは「受託開発」というビジネスそのものではなく、「多重下請けで言われた通り作るだけの会社」です。

💡 当記事の信頼性

当メディアは、株式会社ウィザード(一般労働者派遣事業 許可番号:派14-301840)が運営しています。25年以上の歴史と、2,000件を超える受託・SES開発の実績を保有。数多くのIT企業や転職事例を見てきた「プロの視点」から、あなたのキャリアに本当に役立つ情報をお届けします。

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ぶっちゃけ、世の中のシステム開発の需要自体がなくなることはあり得ません。ただ、以下のような「下請け専門の受託企業」に居続けると、エンジニアとしてジリ貧になるのは事実です。

  • 3次請け・4次請けの孫請け案件ばかり:中間マージンを取られまくって給料が上がらないし、上から落ちてきた作業をこなすだけ
  • 開発よりハンコリレーや書類仕事が多い:親会社や元請けへの報告資料作成に時間を奪われ、手作業の確認ばかりでコードを全然書けない
  • 10年前と変わらないレガシー環境:現場の都合で古い技術しか使えず、市場価値がどんどん落ちていく可能性がある

でも安心してください。下請けの受託で揉まれたエンジニアが持っている「泥臭いドキュメント力」や「仕様を詰める能力」は、外の市場に出るとめちゃくちゃ高く評価されます。

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引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT

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1. なぜ「受託開発はオワコン」と言われてしまうのか?

「受託はオワコン」って言われるのには、業界特有の構造的な理由があります。

  • ① 内製化を進める企業が増えたから:「いちいち外注してたらスピード感が出ない」という理由で、自社でエンジニアを抱える企業が増えたのは事実です。
  • ② 多重下請けの伝言ゲームが酷いから:2次請け、3次請けと挟むほど連絡コストがかかり、開発スピードも遅くなるのでクライアントからも嫌がられやすくなります。
  • ③ 下に行けば行くほど利益が出ないから:下請け企業は単価を削られるので、エンジニアの給料も上がりにくく長時間の激務になりがちです。

つまり、「下請け構造の一番下で振り回されている現場」にいる場合、オワコン感を強く感じてしまうわけです。


2. 筆者の実体験:10年前の忙殺現場と、今の受託の違い

ここで、私自身の体験をお話しします。

私もエンジニアになりたての頃、とにかく納期に追われ、意味のないExcelの比較表を作らされたり、仕様書通りのコードを書くだけの作業に忙殺されていた時期がありました。

当時は「こんな作業ばかりで自分のキャリア大丈夫か…?」と本気で焦っていましたし、まさに「受託なんてオワコンだ」と思っていました。

ですが、その後に元請け(プライム)案件を中心に、クライアントと直接会話して提案できる受託案件に関わるようになってから、一変しました。

客先のビジネスに深く踏み込んで、提案して感謝される受託開発はめちゃくちゃ面白いですし、会社も利益が出ているので給料もしっかり上がります。

10年以上前ならいざ知らず、令和の今になってもエンジニアを単なる「作業員」として使い潰しているような受託企業はオワコンかもしれません。


3. 逆に「生き残る強い受託開発企業」の3つの特徴

受託開発の中でも、これからどんどん伸びていくホワイト企業には明確な特徴があります。

  • 特徴1:元請け(プライム)案件がメイン:代理店やSESを挟まずクライアントと直で契約しているので、利益率が高く上流から関われる
  • 特徴2:モダンな技術やアジャイルを柔軟に取り入れている:「昔からこうだから」という理由で古い環境を押し付けず、新しいツールをどんどん試せる
  • 特徴3:単なる下請けではなく「事業パートナー」として提案できている:「言われた通りに作る」のではなく、顧客の課題に対して「技術的にこう解決しましょう」と上流から伴走できる力がある

今の会社に「元請け案件がほぼない」「古い技術から変わる気配がない」なら、そこは沈む船かもしれません。


4. 受託で鍛えられたスキルは、転職市場でマジで強い

「下請けの受託しかしてこなかったから、外じゃ通用しないんじゃ…」なんて落ち込む必要は一切ありません。

Web系自社開発や大手SIer、高還元SESの採用担当からすると、受託開発で揉まれてきたエンジニアは「即戦力として喉から手が出るほど欲しい人材」です。

  • 泥臭いドキュメント・品質管理のスキル:仕様書をしっかり読めて、テストやドキュメントを丁寧に作れる人はベンチャー等で無双できる
  • やり切るコミット力:厳しい納期や仕様変更をくぐり抜けてきた経験は、どこに行っても信頼される
  • 業務理解の早さ:いろんな業界の案件に携わってきたからこそ、新しいビジネスの理解が圧倒的に早い

「今の受託での経験 + ちょっとしたモダン技術の自習」があるだけで、年収アップや自社開発への転職は普通に狙えます。


結論:ヤバい受託から、強い環境へ脱出しよう

「受託開発=オワコン」という極端なネットの声を鵜呑みにしなくて大丈夫です。悪いのは受託というビジネスではなく、「今いる会社の立ち位置(多重下請け)」です。

「言われた通り作るだけの毎日に飽きた」「もっと技術を磨いて給料を上げたい」と思っているなら、一歩外の市場を見てみるタイミングです。

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この記事を書いた人

アニジャ

アニジャ

株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト

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