「サイボウズに転職したら後悔する?」「働きやすい会社として有名だけど、実際はどうなの?」
サイボウズは、kintoneやGaroonなどを提供するソフトウェア企業です。柔軟な働き方や独自の企業文化で知られ、転職先として魅力を感じている人も多いと思います。
一方、社員・元社員の口コミを調べると、年収や成長環境、組織のスピード感などを理由に退職した人もいます。
結論から言えば、サイボウズは労働環境が悪くて後悔する会社というより、入社前に期待していた働き方やキャリアとのギャップで後悔する可能性がある会社です。
この記事では、実際の退職理由と公式データをもとに、サイボウズへの転職で後悔しやすいポイントを調査します。
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目次
OpenMoney、転職会議などには、サイボウズの社員・元社員による年収、職場環境、退職理由の口コミが掲載されています。
今回はこれらの投稿を確認し、サイボウズの公式採用情報、人的資本データ、有価証券報告書と比較しました。
口コミは投稿者個人の経験であり、すべての部署や社員に共通するものではありません。また、退職理由が掲載されていても、それだけで会社全体の評価が低いとは限りません。
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引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT
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社員・元社員の口コミを調べると、後悔につながりそうなポイントは主に4つあります。
サイボウズの公式データによると、2025年の平均年収は718万8,078円です。2024年の687万9,178円から上昇しており、給与水準が低い会社ではありません。
一方、OpenMoneyでは回答者の平均年収が635万円、平均年齢が29.4歳となっています。
公式平均年収と口コミ平均年収は、対象者や年齢構成が異なるため、単純には比較できません。
転職会議の退職理由には、成長環境を変えたいという考えに加え、収入面も転職の理由になったという趣旨の投稿があります。
出典:転職会議・退職理由
サイボウズは待遇面でも一定の水準にありますが、外資系IT企業や高年収のSaaS企業から転職する場合、年収アップを当然視するのは危険です。
働きやすさを重視する人と、短期間で大幅な年収アップを狙う人では、同じ給与条件でも満足度が変わります。
OpenMoneyには、企画・マーケティング職として5年以上在籍した元社員が、他社の方が成長できると感じて転職したという趣旨の投稿があります。
また、別の口コミでは、若手のうちから自主自律的に行動する必要があるとされています。
サイボウズは、自分から仕事を進められる人には合いやすい一方、会社から明確な育成プランや次のキャリアを示してもらいたい人には、物足りなく感じる部分があるかもしれません。
特にエンジニアの場合、技術領域や担当するプロダクトによって得られる経験は変わります。
「有名な自社開発企業だから成長できる」と考えるより、応募するポジションで何を開発し、どのような技術経験を積めるのかが重要です。
転職会議には、組織の動きの遅さや今後の成長性に不安を感じたという趣旨の口コミもあります。
出典:転職会議
サイボウズはすでに1,000人を超える規模の企業です。少人数のスタートアップとは異なり、関係者との調整やチームでの合意形成が必要になる場面もあると考えられます。
これは必ずしも悪いことではありません。
ただ、少人数で素早く意思決定し、サービスを次々と立ち上げたい人にとっては、期待していた開発スピードと違う可能性があります。
サイボウズといえば、柔軟な働き方やチームワークを重視する企業文化が有名です。
実際にリモートワークなどを支える制度があり、働き方の選択肢は豊富です。
出典:サイボウズ公式・福利厚生
一方、OpenMoneyには、チームワークを掲げながらも、社内では自主自立を強く求められるという趣旨の投稿があります。
柔軟な働き方は、仕事の進め方まで自由という意味ではありません。
周囲との情報共有や成果への責任も求められます。制度の魅力だけで転職を決めると、入社後に想像と違ったと感じる可能性があります。
ここまで退職理由を紹介しましたが、実際の労働環境はどうなのでしょうか。
サイボウズが公開している2025年のデータは次のとおりです。
| 項目 | 2025年実績 |
|---|---|
| 平均年収 | 718万8,078円 |
| 平均残業時間 | 月11.23時間 |
| 年次有給休暇取得率 | 77.86% |
| 離職率(単体) | 4.36% |
| 東京拠点の出社率 | 19.6% |
転職会議の口コミ集計では、平均残業時間18.9時間、有給消化率77.3%となっています。
出典:転職会議
公式データと口コミでは残業時間に差がありますが、どちらも恒常的な長時間労働を示す水準ではありません。
また、2024年の離職率6.92%から2025年は4.36%に低下しています。
少なくとも公開データを見る限り、サイボウズを「激務で離職者が続出する会社」と評価する根拠は乏しいです。
むしろ、労働環境が比較的整っているからこそ、退職理由にはキャリア形成や仕事内容への不満が表れやすいとも考えられます。
転職難易度:★★★★☆(やや難しい〜難しい)
サイボウズの中途採用は、誰でも簡単に入れる会社ではないと考えます。
kintoneなど知名度の高い自社プロダクトを持ち、柔軟な働き方にも魅力があるため、転職先として関心を集めやすい企業です。
さらに、エンジニア、営業、企画など職種によって求められる経験は異なります。
特に中途採用では、これまでの実績に加え、サイボウズの事業やチームワークを重視する文化への理解も必要になります。
ただし、中途採用の応募倍率や合格率が公開されているわけではありません。★★★★☆は企業の特徴と選考で求められる専門性を踏まえた独自評価です。
サイボウズの選考で不採用になったとしても、他のSaaS企業や自社開発企業で評価されないということではありません。企業によって求める技術や経験、組織との相性は違います。
サイボウズについては「やめとけ」「評判 2ch」といった検索候補もあります。
ただし、匿名掲示板の書き込みだけでは、投稿者の在籍時期や部署、内容の正確性を確認できません。
今回確認した口コミサイトでは、成長環境や評価、組織のスピード感に不満を感じる投稿がある一方、柔軟な働き方や職場環境を評価する投稿も見られます。
OpenMoneyの総合評価は3.89点で、極端に評判が悪い会社ではありません。
出典:OpenMoney
「やめとけ」という評判があるかどうかより、何に不満を感じた人が辞めているのかを見る方が、転職先としての判断材料になります。
サイボウズに向いているのは、自分から仕事を進められ、チームで成果を出すことにやりがいを感じる人です。
また、kintoneやGaroonなどの自社プロダクトに関わりたい人や、仕事と私生活の両立を重視する人にも魅力があるでしょう。
反対に、短期間で大幅な年収アップを目指す人、会社にキャリア形成を主導してほしい人、少人数のスタートアップのようなスピード感を求める人は、期待とのギャップが生まれる可能性があります。
私自身、SEとして開発業務や客先常駐を経験してきましたが、働きやすい環境と、自分が成長したい環境は必ずしも同じではありません。
サイボウズも同様で、働き方の評判だけでなく、実際に担当する仕事と今後のキャリアを合わせて考える必要があります。
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サイボウズの社員・元社員の口コミでは、年収、成長環境、組織のスピード感、社風との相性などが退職や不満につながる要因として挙がっています。
一方、2025年の平均残業時間は月11.23時間、離職率は4.36%。公開データからは、激務で働き続けられない会社という印象は受けません。
サイボウズへの転職で後悔しやすいのは、柔軟な働き方や企業イメージだけで入社を決め、仕事内容やキャリアとの相性を十分に考えていなかった人だと思います。
労働環境の良さを重視する人には魅力的な企業ですが、年収や成長機会を最優先するなら、他のSaaS・Web企業と比較する余地があります。
🚀 サイボウズだけでなく、今の経験で狙える非公開求人を比較する
サイボウズへの転職を考えているなら、同じ職種で応募できる企業の年収や仕事内容も比較しておきたいところです。
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首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。スピーディーな転職支援が特徴です。
公式サイトで無料登録するリクルートによると、希望の転職先に転職が決まった人は平均して4.2社のエージェントに登録しています。
引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT

株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト
