ネットワークインテグレーターとして、大企業や官公庁のITインフラを支えるネットワンシステムズ。
ネットでは「勝ち組」と言われることがありますが、本当に待遇や働き方はそこまで良いのでしょうか。
結論からいうと、ネットワークエンジニアとして専門性を高めながら、高めの年収を狙いたい人にはかなり魅力のある会社です。
上場廃止前の有価証券報告書では平均年収830万円。テレワークやフレックスも導入されています。
一方、転職会議では平均残業時間が月33.3時間。現役社員から「忙しすぎることもある」という口コミもあり、決して楽に高年収を得られる会社ではありません。
今回は年収・働き方・社員口コミから、ネットワンシステムズが「勝ち組」と言われる理由と、その裏側を調査しました。
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引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT
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目次
上場廃止前に公表された有価証券報告書では、ネットワンシステムズの平均年収は830万円でした。
一方、OpenMoneyに投稿された151人の給与データでは平均年収703万円、中央値650万円。年収レンジは330万~1,700万円となっています。
出典:OpenMoney
https://openmoney.jp/corporations/1300/salaries
会社が公表していた全社員平均と口コミサイトの投稿者平均には差がありますが、年齢構成が異なるため単純比較はできません。
OpenMoneyの回答者は平均31.7歳なので、若手・中堅社員の給与感を見るにはこちらも参考になります。
実際、2026年の転職会議には30代前半・ネットワーク設計構築で年収650万円という投稿があります。
同社員は、
「基本給水準はやや高め」
と評価する一方、給与については「巷で言われるほど高給取りでもない」とも投稿しています。
出典:転職会議
https://jobtalk.jp/companies/2683/answers?topic=%E6%AE%8B%E6%A5%AD
つまり、給与水準は高めですが、「30代になれば普通に1,000万円」という会社ではありません。
OpenMoneyでも年収1,000万円を超える投稿は確認できるため、役職や職種によっては十分狙えますが、1,000万円超を前提に入社するのは少し違うでしょう。
ネットワンシステムズの大きな魅力が、ネットワーク・セキュリティ分野の専門性です。
Ciscoをはじめとする複数ベンダーの製品を扱い、大企業や官公庁、通信事業者などの大規模なICT基盤を構築しています。
OpenMoneyでも同社は成長環境・スキルアップの評価が高く、2026年8月時点の集計では同業界内8位となっています。
転職会議でも、2026年にネットワーク設計・構築を担当する20代後半の社員から、
「ネットワークエンジニアとしての成長を見込める」
という口コミが投稿されています。
出典:転職会議
https://jobtalk.jp/companies/2683/answers
インフラ運用だけを長く続けるというより、設計・構築やセキュリティ、大規模ネットワークへキャリアを広げたいエンジニアには魅力があります。
ネットワンシステムズは、テレワーク制度とフレックスタイム制度を導入しています。
公式採用サイトでは、現在の働き方について「出社と在宅のハイブリット勤務」と説明しています。
出典:ネットワンシステムズ
https://www.netone.co.jp/recruit/environment/workplace/
OpenMoneyでも、社員の平均リモート日数は週3.7日となっています。
出典:OpenMoney
https://openmoney.jp/corporations/1300
そのため、毎日出社が前提のSIerと比べれば、在宅勤務を取り入れやすい会社といえるでしょう。
ただし、完全フルリモートの会社ではありません。顧客先や案件によって出社が必要になることも想定しておいた方がいいです。
働き方については、かなり評価が分かれます。
転職会議では平均残業時間33.3時間、有給消化率60%。OpenMoneyでも平均残業時間は30時間となっています。
残業がほとんどない会社とは言えません。
2026年のネットワーク設計・構築担当者からは、
「忙しいとは聞いていたが、それにしても忙しすぎることもある」
という口コミがあり、人員が不足した状態で仕事を続けるケースについても触れられています。
一方、別の30代前半のネットワーク設計・構築担当者は、
「効率よく働けば月20H程度に残業を抑えることも可能」
と投稿しています。
出典:転職会議
https://jobtalk.jp/companies/2683/answers?topic=%E6%AE%8B%E6%A5%AD
このあたりを見ると、会社全体が激務というより、担当案件や人員状況によって忙しさに差が出やすいと考えるのが自然です。
また、ネットワーク構築ではシステムを止められない顧客も多く、切り替え作業が夜間・休日になることがあります。
そのため、完全にカレンダー通り・夜間作業なしで働きたい人より、多少忙しくても大規模インフラの経験を積みたい人の方が向いています。
ネットワンシステムズと相性が良いのは、ネットワーク・クラウド・セキュリティ分野で専門性を高めたい人です。
特に、運用保守から設計・構築へ進みたい人や、より大規模なネットワーク案件を経験したいインフラエンジニアには魅力があります。
給与水準も高めなので、スキルアップと年収アップを同時に狙いたい人にも候補になります。
逆に、残業を極力したくない人、夜間・休日対応を絶対に避けたい人、完全フルリモートを希望する人なら、他のIT企業も比較した方がいいでしょう。
ネットワンシステムズは、インフラエンジニアとして専門性を高めながら、高めの年収を狙いたい人には魅力のある会社です。
上場廃止前の平均年収は830万円。テレワークやフレックスも導入されており、ネットワークエンジニアとして成長できるという社員口コミもあります。
一方、口コミサイトでは平均残業が月30時間前後あり、「忙しすぎることもある」という現役社員の声も確認できます。
そのため、「高年収で楽に働けるから勝ち組」という会社ではありません。
多少忙しくてもネットワーク・セキュリティの専門性を磨き、その経験に見合った給与を狙いたい人にとって「勝ち組」と感じやすい会社、と考えるのが実態に近いでしょう。
転職先を探すなら、知っている会社や公開求人だけで候補を決める必要はありません。
IT転職エージェントでは、一般には公開されていない求人も含めて、今の経験で狙える転職先を紹介してもらえます。
年収アップ、自社開発、上流工程、働き方改善など、自分が優先したい条件を伝えて比較してみてください。
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株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト
