TISは大手独立系SIerとして知られていますが、「ブラック企業なのでは?」「仕事がきついのでは?」と気になっている人もいるでしょう。
実際のところ、TISは平均年収800万円を超える一方、プロジェクトによる業務負荷の違いなど、社員口コミでは不満も見られます。
この記事では、公式IRとOpenWork、転職会議などをもとに、TISの労働環境と退職理由を調査しました。
💡 当記事の信頼性
当メディアは、株式会社ウィザード(一般労働者派遣事業 許可番号:派14-301840)が運営しています。25年以上の歴史と、2,000件を超える受託・SES開発の実績を保有。数多くのIT企業や転職事例を見てきた「プロの視点」から、あなたのキャリアに本当に役立つ情報をお届けします。
🚀 IT業界で年収・働き方を改善したい方へ
IT業界には、大手SIerや自社開発企業、ITコンサルティング会社など、さまざまな転職先があります。
非公開求人まで含めて比較すれば、現在の経験を活かせる企業や年収条件を把握できます。
今すぐ転職する予定がなくても利用できます。
Geekly![]() | レバテックキャリア![]() | テックゴー |
|---|---|---|
|
|
|
| ITの求人数約3万件* ※2024年1月時点、非公開求人を含む | 非公開、大手企業、ベンチャーまで多彩な求人あり | SIer、ITコンサルの独占求人多数。元大手エージェントも多数在籍 |
| 口コミを見る | 口コミを見る | 口コミを見る |
| 公式サイトを見る | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
※利用料金は無料/※登録は3分程度で終わります
※相談だけの利用もOK
※Geekly・レバテックキャリア・テックゴー各社のプロモーションを含みます。
リクルートによると、希望の転職先に転職が決まった人は平均して4.2社のエージェントに登録しています。
引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT
今すぐ転職するつもりがなくても、いざ転職したいときにスグ動けるように、今のうちから登録しておいた方が良いですね。
本当に転職したいぐらい病んだときは、転職サイトに登録する気力すら起きないので、余裕のあるうちに登録しておきましょう。
転職サイトに登録するのは面倒臭いですが、どのエージェントもスマホから1分程度で登録できます。
転職エージェントやヘッドハンターとは積極的につながっていた方が良いですね。
その時に縁がなくても、良い案件があれば紹介してもらえます。
※利用料金は無料
※Geeklyのプロモーションを含みます。
目次
まずは、TISの労働環境を数字で見ていきます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年収 | 828.9万円(2026年3月期・単体) |
| 平均年齢 | 40歳8か月 |
| 平均勤続年数 | 14年5か月 |
| 平均残業時間 | 月26.8時間(転職会議) |
| 有給消化率 | 62%(転職会議) |
| 自己都合退職率 | 4.0%(2025年3月期・グループ集計) |
出典:
TIS 2026年3月期有価証券報告書、
統合報告書2025・非財務データ、
転職会議
※公式データと口コミの集計値は対象者・集計方法が異なります。
2026年3月期の有価証券報告書によると、TISの平均年収は828.9万円です。
2025年3月期の806.7万円から上昇しており、給与水準は改善しています。
ただし、これは賞与や時間外手当を含む全社員の平均です。若手社員が入社直後から同水準の給与を得られるわけではありません。
転職会議に掲載された平均残業時間は月26.8時間です。
月20営業日で換算すると、1日あたり約1時間20分の残業に相当します。
残業が極端に少ない会社とは言えませんが、月40~50時間の残業が全社的に続いているという数字でもありません。
OpenWorkでも月27時間前後の残業時間が掲載されており、口コミサイト間で大きな差は見られません。
TISインテックグループの2025年3月期の自己都合退職率は4.0%です。
2022年3月期から2025年3月期まで、おおむね4%前後で推移しています。
ただし、これはグループ全体の自己都合退職率であり、TIS単体の全理由を含む離職率ではありません。
少なくとも、公開データから大量離職が続いているという状況は読み取れません。
給与、残業、退職率を合わせると、TISを一律にブラック企業と呼ぶ根拠は乏しいという結論です。
労働環境の数字だけでは、社員が感じる不満のすべては分かりません。
社員口コミで見られる退職検討理由を整理しました。
TISは金融、産業、決済など幅広い分野のシステム開発を手掛けています。
大規模なシステム開発では、納期前や障害対応時に業務が集中することがあります。
転職会議の口コミにも、担当案件や役職によって忙しさが異なるという趣旨の投稿が見られます。
特にプロジェクト管理を担う立場では、顧客対応や進捗管理、協力会社との調整など、開発作業以外の負担も増えます。
TISの働き方で不満が生じやすいのは、会社全体の制度よりも担当プロジェクトの業務負荷です。
大手SIerでは、システムの企画・設計・開発・運用など、さまざまな工程を担当します。
TISでも、必ずしも全員がプログラミングや最新技術を使った開発を中心に働くわけではありません。
プロジェクト管理や顧客調整が中心になる場合もあります。
技術を深く追求したいエンジニアにとっては、こうした業務内容が転職を考える理由になります。
一方、PMやITコンサルタントを目指す人にとっては、大規模案件の管理経験が次のキャリアにつながります。
OpenWorkや転職会議には、給与・評価制度や昇進についての口コミも掲載されています。
大手企業では、個人の成果だけでなく役割や等級、組織内のポジションなどが処遇に関係します。
若いうちから裁量や報酬を大きく増やしたい人にとっては、昇進のスピードが不満になることもあります。
ただし、TISの給与水準そのものは近年上昇しています。
待遇が低い会社というより、現在の役割や評価に納得できない社員が転職を考えるケースがある会社です。
否定的な意見だけでなく、休暇の取得しやすさを評価する口コミもあります。
2026年に転職会議へ投稿された回答には、若手のうちはワークライフバランスを取りやすく、希望する休暇を取得しやすいという趣旨の意見があります。
一方、役職が上がると業務量が増え、休暇を取りにくくなるという指摘もあります。
出典:転職会議「TISの休暇・ワークライフバランスに関する口コミ」
また、OpenWorkでは法令順守意識に関する評価が比較的高くなっています。
こうした口コミからは、勤務制度が整っていることを評価する社員がいる一方、責任の重い仕事では負担が増える様子がうかがえます。
TISは制度面で働きやすさを確保しつつも、プロジェクトの管理責任まで軽い会社ではありません。
TISでの経験を活かせる転職先は、これまで担当した業務によって変わります。
| TISでの経験 | 転職先の候補 |
|---|---|
| 大規模システム開発・PM | 大手SIer、ITコンサルティング会社 |
| クラウド・インフラ設計 | クラウド関連企業、事業会社のインフラ部門 |
| 業務システム開発 | 事業会社の社内SE、情報システム部門 |
| アプリケーション開発 | 自社開発企業、SaaS企業 |
例えば、大規模プロジェクトの管理経験がある人なら、別の大手SIerやITコンサルティング会社でも経験を活かせます。
一方、顧客調整よりも開発そのものに集中したい人なら、自社サービスを持つ企業も候補になります。
ただし、TISは平均年収が800万円を超える企業です。
転職によって残業が減っても、給与や福利厚生が下がる場合があります。
残業削減が目的なら社内SEや自社開発企業、年収アップが目的ならPM・ITコンサルなど、目的によって候補となる職種は変わります。
TISは、公式データや社員口コミの平均値を見る限り、長時間労働や大量離職が常態化している会社ではありません。
一方、大規模プロジェクトの管理や顧客対応、希望する技術との不一致などが、社員の不満につながっています。
そのため、TISでの仕事に不満がある場合、給与や会社の知名度だけで転職を決めるのではなく、次の会社で担当する業務を重視したいところです。
開発に集中したい人には自社開発企業、上流工程を続けたい人にはITコンサルティング会社など、経験を活かせる選択肢があります。
🚀 IT転職では非公開求人も含めて比較しよう
IT業界には、一般の求人サイトには掲載されない非公開求人もあります。
大手SIer、自社開発企業、ITコンサルティング会社など、現在の経験を活かせる求人を比較すれば、年収や働き方の選択肢が広がります。
今より良い求人があれば検討する。なければ現職に残る。
今すぐ転職する必要はありません。
首都圏のIT企業に強いコネクションを持ち、IT業界に関する非公開求人・独占求人を多く保有しています。スピーディーな転職支援が特徴です。
公式サイトで無料登録するリクルートによると、希望の転職先に転職が決まった人は平均して4.2社のエージェントに登録しています。
引用:株式会社リクルート-リクナビNEXT

株式会社ウィザードのアニジャと申します。SE(システムエンジニア)歴10年。 経歴は、SES客先常駐→.NETエンジニア→Webマーケター。SESエンジニアで磨耗した自身の経験から、SES業界について情報発信しています。 株式会社Synergy Career様が運営するCareer Journalにて、SES関連の記事を監修。 ■保有資格 基本情報技術者、応用情報技術者、情報セキュリティスペシャリスト
